卒業に寄せて

春は出会いと別れのとき
3月31日、今日は別れの日



たくさんの気持ちをいただきました
こちらこそ、ありがとうございました


さて、明日は4月1日
どんな出会いがあるかな・・・










若き頃、憧れた先輩がいた
自分がああなれるとは到底思えなかったけれど
少しでも近づきたいと思う理想の人


若くして逝ったその人が元気でいたなら
今日、定年退職のはずだった
そう教えてくれた優しき先輩は
「同級生だもの、一緒に卒業さねば」と
かの人の形見の品を身にまとい、今日の日に臨んだ




卒業を迎えた先輩がもうひとり
レベルが違いすぎて、目標なんておこがましい
それでも、目指すべき姿だと思った人


最後の言葉は「偉くなれ」


今のままではいられないことも
そこから逃げていることも
甘えてばかりじゃいられないことも
分かっているけど気づかないふり


さぞかし歯がゆく見えたことだろう




ありがとうございました
お世話になりました
(なんも世話してない!って言われたけど)


そして、お疲れ様でした




志は何だ


画面の向こうから聞こえた声が
耳から離れない