津軽在来

一昨日ズッキーニについて書いていたらどうしても食べたくなって
産直施設へ行ってみたらありました



丸いズッキーニ、やっぱり一見かぼちゃです
これは肉詰めにしてオーブンで焼いたら美味しそう


ズッキーニの隣が「清水森ナンバ」
津軽在来のとうがらしです
清水森という地域で伝統的に作ってきた南蛮(唐辛子)で
「なんばん」→「ナンバ」と発音しているんですね


なんでも初代藩主が京都から持ち帰ったものを
清水森地区で栽培させたもので(それって「在来」って言うのかな?)
昭和40年代までは一世を風靡するくらい人気だったとか
その後、安価な輸入物に負けて栽培されなくなったのを
最近、復活させたものだそうです
他品種と交配しないようにするのが大変みたい


京都から、ということは万願寺唐辛子とか伏見甘長の系統かもしれませんね
でも普通の青とうがらしよりは甘味がありますが
ししとうと同じ感覚で焼いて食べることの出来る
万願寺や甘長ほどマイルドではありません
ちなみに焼いて食べてみたら、もの凄く辛かったです
甘味があるといっても普通の青唐辛子に比べてということなのですね


サモダシ(ならたけ)ときのこ南蛮にしたり
納豆昆布と醤油に漬けるのがお気に入りです
味噌南蛮も美味しいのだけど、作り方がよくわかりません


赤くなった清水森ナンバは粉状にしたものが商品化されています
青森県特産品センターで売ってますけど、ここって東京店もあるんですね、びっくり




ズッキーニより話が膨らみました、恐るべし(?)清水森ナンバ