冬のファンタジー

今日から弘前の冬を彩る弘前エレクトリカルファンタジーが始まりました
全国、至るところにイルミネーションはありますけど
弘前エレクトリカルファンタジーは、始まったきっかけがちょっと変わっています


平成3年、収穫前のりんごに壊滅的な被害を与えた台風19号
そのあまりに甚大な被害に街全体が暗く沈んでいるのを
何とか元気づけたい、そう考えた市役所の職員がいました
自分たちが何かできることはないだろうか


そうして思いついたのが市役所付近のイルミネーション
市役所の職員を中心に有志が賛助金を募り、寒空の下、自分たちで電飾を取り付けて・・・
(現在は取り付けは委託業者さんがやっているみたいです)
初めは1回で終わるつもりだったのに、今年で記念すべき20回目を迎えます
東北新幹線全線開業に合わせて、3日からは駅前も飾られるそうです





都会のお金持ち企業のイルミネーションは豪華で華やかで
うっとりするくらい素敵ですけど
ちょっと電球の数は少なくても、弘前のイルミネーションの光は
どこよりも温かい光に思えるのです(手前味噌ですか?)



洋館などの文化財もライトアップされています
今年は天守閣もライトアップされているみたいですけど
紅葉のライトアップの時あまりの人気のなさに怖い思いをしたので
ボディーガード付きじゃないと行けないかな
というか、普通、イルミネーション見るのもひとりじゃ行かないですよね・・・