今年の夏は

ねぷたの季節になれば、じゃわめぐ津軽
「じゃわめぐ」を標準語に訳すなら
「心騒ぐ」とか「ぞくぞくする」とかそんな感じでしょうか
(某H社のカレーとは全く関係ありません)


ところが何故だかじゃわめぎが少ない今年の夏
ねぷたが始まっているというのに、なんだかなぁ
旅先でひとつお祭り(?)を終えてきた達成感か喪失感なのか
単なる旅の疲れなのかよくわかりませんが
写真を撮っていてもイマイチ乗っていない自分がいます


先ほど審査結果が発表されました
ねぷた県知事賞は茂森新町ねぷた同好会
絵師は三浦呑龍さん



鏡絵:水滸伝




見送り絵:千手観音



(私個人の好みで言えば)
呑龍さんの描く見送り絵の美人画
数多くいるねぷた絵師の中でも特出した美しさだと思います


今回、県知事賞を受けたねぷたの見送り絵は千手観音
袖絵は天女でしょうか、今年だからの題材なのでしょう



震災の鎮魂、復興を願う題材が多く見られる今年の弘前ねぷた
昨日うっかり、こちらを紹介するのを忘れてしまいました




華友心會「津軽右京太夫為信公大鯰を退治す」
絵師は長内雲元さん


あまりにストレートすぎる感はありますが
今、日本中の願いそのものでしょうか




今日は雨が降るかも?の予想でしたが、何とか持ちこたえました
審査が終わったので、ねぷたが出ない夜中とか午前中にでも
しっとりと降ってくれたらありがたいですけどね
ダムの水量が本格的にまずい状態らしい弘前
でも、そろそろ暑くなってくれないと出穂も気になります


なんとなく、いろいろなことが難しい今年の夏
やっぱり、祭りで災いを払拭しなくては!
乗らない、なんていっている場合ではない


自分に喝!