冬の終わり

さて、一回延ばすとズルズルといきそうになりますね
今日は雪燈籠まつり、一気に行きます


いつもはレイアウトとか、見やすい順とか、見せたいものからと
自分でちょこっと細工しているのですが
今回は私が歩いたままに弘前城の中をご案内したいと思います
(いろいろ、考える余裕がないだけともいう)



まつり期間中はずっと寒かったです、毎日、真冬日でした


追手門に着いた頃には雪が強くなってきました


人出もちょっとまばらです




植物園の入り口、ライトに照らされた雪が渦を巻いて


辰巳櫓と雪燈籠



植物園の角を曲がると杉の大橋までキャンドルの壁


杉の大橋と南内門



まつり中に会えなかった月がいました


南内門と雪燈籠



小さなかまくら、人は入れませんよ


大好きなもみじの木と南内門



南内門を内側から

左の写真を写しているとき
後ろで待っていてくださった優しいお二人




ライトアップされるはずもなく
誰にも気付かれることもなく
気配を絶つようにひっそりとたたずんでいました


二の丸大枝垂れ
いつの日か、満開の花を咲かせてください
いつまででも待っています


大枝垂れの前から、天守閣と雪燈籠


東内門前から天守閣と雪燈籠



東内門と雪燈籠


キャンドルの壁、はるか向こうに東門



日本最古のソメイヨシノ、雪の中でも力強く


松の古木と雪燈籠




津軽錦絵大回廊 今年も素敵でした



















いよいよ、タイムリミットが近付いてきて
若干、急ぎながら雪明り会場の北の郭に向かいます




子供たちの願いが込められています

どこに置こうかな
キャンドルを持って少し悩んで








去年と少し違う雰囲気の雪明り会場
大盛況だった去年と比べて、天候がイマイチだった今年
キャンドルの数が少ないというのもあるのですが
違うのはキャンドルの置かれ方


お好きなところへ置いてくださいというスタイルなのですが
去年は通路の脇に一列に整然と並んでいたのが印象的でした
今年は、ポツリポツリ、2〜4個のキャンドルが
寄り添うように、固まって置かれているものが多かったように思います
まるで、円陣を組んでいるような
ストーブや焚き火を囲んで、手を温めているような


去年のキャンドルは綺麗でした


今年のキャンドルは温かでした









丑寅櫓、近すぎました


枝が面白いな、と思えば撮らずにいられない・・・





帰り道、再び津軽錦絵大回廊






















このあたりでとうとうアナウンスが


9時になりましたので、順次、特別照明を消灯します・・・
本日はご来場ありがとうございました
またのお越しをお待ちしております


また?またっていつ?今日は最終日だよ
と心の中でツッコッミ入れていたら
再びアナウンス


また来年のお越しをお待ちしております


どうやら後ろにプロンプターがいるらしいよ(笑)














何気なく写したら「弘前城」と天守閣が並んでいました


ライトアップが消される直前、ギリセーフ



追手門、本当にライトアップが消えてしまいましたが
かがり火風ライトがまだ点いていました

最後にいつもの場所から
暗くても意外と写るものです





弘前の人でお花見をしないというのは、希だと思うのですが
実は、雪燈籠を見に行く人も希だったりします
小さな子供がいて、大滑り台に乗りたい!となれば
毎年欠かさずいくご家族もあるかもしれませんが
寒いですからね、市民はそれほど出かけていないものなんですね
自分が好きなものだから、周りもそうだと思い込んでいました


特に今年は祭日が土曜日と重なった上に
会期のうち2日は平日、しかも毎日真冬日です
なかなか足が向かないのも仕方がありませんよね
こんな寒い中、わざわざ来てくださった観光客の方には
本当に、お礼を申し上げたいです
(勝手に弘前市民を代表して)ありがとうございました


初日に一緒に行った職場の後輩も10年ぶりくらいだと言っていました
思いのほか楽しそうだったので、彼女はきっと来年も見に行きますよ
雪燈籠まつり好き、一人ゲット(笑)


思えば、子供の頃から雪燈籠はよく見に行きました
たぶん、父が好きだったのだと思います
雪燈籠にはめ込まれた錦絵とか、風情のある感じとか
いかにも父好みな感じがします、たぶん


私の通っていた中学校では2年生のときに雪燈籠を作っていました
なぜか、その年は父と二人で雪燈籠を見に行き
自分のクラスの雪燈籠の前で写真を撮りました
あの時はどうして二人だったのか忘れてしまいましたが
次の年から父が単身赴任生活に入ったので
何年か、雪燈籠を見ていないかもしれません
一度くらい、部活帰りに友達と来た気がしますが


再び訪れるのは私が就職してから
終業時間に合わせて、父と母が北門(亀甲門)から
私が追手門から入ったら、ちょうど真ん中あたりで落ち合える
と、無謀な計画を立てたことがあったのですが(もちろん、父が)
携帯電話のない時代に、それは無理だろうと
結局、職場まで迎えに来た両親
同僚に見付からないように合流するのに必死でした
普通、来ないでしょう?恥かしいったら(若かったから)
まぁ、いい思い出です




さて、雪燈籠まつりが終わった弘前
私の中ではまつりと一緒に冬も終わった感じです
もちろん、まだ吐く息は白いし、朝晩の気温はマイナスですが
もう、冬将軍はロシアに帰った気がして(笑)
気持ちはもう、さくらまつりへ(←早すぎだから)


だから・・・


枝を捜さないといけないことを思い出しました!
雪解け前を目標に、お気に入りを探したいと思います
なんだか、楽しくなってきました♪