今日はいろいろ

青森県では「三市」という言い方をすることがあります
青森市八戸市弘前市のことをさします
人口が多い順で三つ、この三市で県内の人口の半分を占めています


県都青森市政令指定都市中核市
(ひどい間違いです、恥ずかしい)
港町で工業都市八戸市特例市
城下町でりんごの街・弘前市は私の住む街


簡単な説明だとこんな感じでしょうか


いきなりこんな説明くさいところから始めてしまいましたが
今日は、八戸市について書かせてもらいたいと思いまして
ちょっと微妙は話もあるので、閉じますね






太平洋側に位置する八戸市は、去年の大震災で大きな被害を受けました
いわゆる被災3県が大変な状況なのは分かっていても
青森県民はまず八戸を助けないと、震災直後そう思いました
(少なくとも私と周囲は、になるかもしれませんが)
支援物資は何が必要なのか、何が足りなくて、何に困っているのか
すわ八戸のような、慌てふためいていたところに返ってきた八戸からの答えは


私たちは大丈夫です、そのかわり
八戸は岩手県の太平洋岸の町との繋がりがあります
八戸が岩手への支援の拠点になりますのでご協力をお願いしたい


そういった内容だったと聞いています


実際に、弘前で集められた支援物資は当初
全て八戸で集積して被災地に運ばれたそうです
(その後は体口支援先となる被災地に直接支援しています)


この話を聞いたときに、八戸という街の底力に心が震えました




今月に入って、報道が多くなってきている被災地のがれき処理の問題
現在、受け入れをしているのは山形県と東京都、青森県の1都2県のみ
(特に山形県はいち早く受け入れをしていて、処理量も突出してます)
でも、青森県が、といってもこれは八戸市のことなのです
自らが被災地でありながら、積極的にこういった支援を行う八戸市
私はとても立派だと思います(表現が陳腐ですみません)
もはや、弘前が三市なんて、並び称されるのが躊躇われるくらいです


がれきの処理に関しては色々な意見があるのはもちろん知っていますし
簡単な問題ではありません
全て県内処理しなければならない福島県のこともあります


でも
風評被害や差別
本当に恐ろしいのは津波放射能より人の心なのだろうかと
冷やりとするのです


こういうことを書いていいのか迷いましたが
震災直後に世界各国から賞賛された日本人の行動と裏腹に
1年経とうという今になって、周囲やメディアから聞こえてくる意見に
日本人って・・・と、胸が痛むのです


あの、がれきの山を、自分の目で見ていない人には分からないのだろうか
こんなに発達したメディアでも、やはり伝えきれないものなのだろうか




この国に住む人は優しい


彼らのメッセージはどこにも届いていなかったのかと
ここ1週間ほど、寂しい気持ちになっています






いろいろなことを書きましたが、自分と違う意見の人や
特定の人を非難するつもりで書いたわけではありません
あくまでも、私の気持ちです
気を悪くされた方がいらしたら申し訳ありません






八戸は農業も差別化が上手い
ほうれん草もいちごも美味しいです





八戸じゃないけど・・・



大黒屋の梅どら
梅干がさっぱりで美味しかった
真っ赤っかでびっくりしたけど(笑)