夏の終わりに

しばらく休む、と宣言したのが1ヶ月前
写真だけでも・・・と始めたらそれだけで済むわけもなく
休んでいるものやら、復帰したものやら
書いたり書かなかったりの、中途半端でだらしない状態ですが
しばらくは、こんな感じで書けるときに書くスタイルになると思います
毎日、ページ開いてくださっている方がいらしたら申し訳ないのですが
更新されていたら、覗いてやってください




今日は、ワタクシゴトです







実家に行くと、姪が駆け寄ってきて
夜、花火しよう、と言う


夜宮で花火買ってきたの?
姉に訊いたら
押し入れに入っていた花火だよ、と


母が言うには


お父さんが買ってきた花火だびょん


お父さんが、っていつ?
いぶかしる私に


だって、他に買って来る人いないじゃない


って、まぁ、それもそうなんですけど
父が元気なころに買ってきたとなれば
7年以上前の?その花火はちゃんと点くのかねー




20年近く前の話になるのですが
夏の終わりに、父が突然、花火を買ってきました
父が4年間だけお世話になっていた職場で
投げ売りになっていたらしく、ちょっとご満悦
花火が好きだから、ではなく
安く買えたことがうれしかったのではないかと


子供のころに、花火なんて買ってもらった記憶はないのに
何で今なのよ、と思いつつも
還暦を過ぎたおじさん(おじいちゃん?)が
うれしそうに花火を買って帰ってきたのが可笑しくて
後片付けが面倒くさいのよ、と愚痴る母と
大人3人だけの花火、妙に楽しかった


そんなことも父がその職場にいた2〜3年間のこと
その後は、何年も花火はやっていなかったと思います
私も実家から出ていたので、定かではありませんが




孫と一緒にやりたかったのでしょうね
いつの間に買ってきたのやら
押し入れの中で忘れ去られていた花火



楽しそうにはしゃぐ姪たちを見て
やたらと煙が目に沁みるのは
花火が古くて湿気ているせいかな




今日はどこかで花火大会なのか
遠くから音だけが聞こえます



北国の短い夏は、もう終わりを告げています