時が来れば

今日も気温が上がりきらない弘前
それでも、雷雨とか雹とかの予報を撥ね退けて
概ね好天だった本日(夕方に少し小雨がパラつきましたが)



朝と夕方では明らかに色が違っていて
開花が刻々と近づいているのが手に取るよう


どうしようもなく、こみ上げてくるワクワクと
今年もこの木の下に立てる幸せをかみ締めて





やっぱり、明日かな
明日も冷えそうだから明後日かな


園内の枝はこれくらいが標準な感じです





日当たりのいい杉の大橋の西側は
もう咲く寸前(そして手ブレ)






昨日のあとちょっとちゃんも無事開花♪
薄暗いせいなのか、ピンボケでごめんなさい






花簪のように愛らしい花たち







一枝からたくさんの花芽が出て
その一つの花芽から更にたくさんのつぼみが出て
もこもこと、渋滞か!ってくらいの花が咲く
それが弘前公園の桜の特徴で
管理の行き届いた桜はこういう風に咲くのだと
(自分は何もしていないのに)自慢なのです





だから、こういう先にしか花芽のない枝は
花が少ししか咲かないから
ちょっとイマイチな桜
っていうことになるのかな






でも、こういう細い、未成熟な(?)枝は
先に咲いたそれほど多くない花でも
その重みでゆらゆらと儚げで


それは、それで桜らしいのかなと
最近はそう思えるようになりました




GWが始まるというのに、なかなか開花しない桜に
まだ咲かねの?ちゃんと咲くべか?
どうしても心配になる




桜、咲がねってこと、ねんだね
時来れば必ず咲くから、なんも心配いらね




そう言われて、はっとしました
開会式に咲いていないとか
GWに間に合わないととか
人間ってなんて勝手なんだろう


「記録的」な大雪と
4月に入ってからの異常な寒さ
それを乗り越えて
その時をじっと待っている


準備ができたら咲くのだから
焦っちゃダメだね





田打ち桜(コブシ)は満開
そろそろ、田植えの準備の季節です