浅田家とアルバムのチカラ

秋に公開の映画の情報解禁ということで
震災後の写真洗浄の映像が流れていて
久しぶりに見た光景に、朝から思わず涙

あれから9年、早いなと思うのと同時に
記憶の薄れが時が過ぎたことを教えてくれる




夏休みはボランティアに行こうと決めていた
でも、震災から数か月経った頃には
個人の受け入れ可能な所はなかなかなくて
なんとか見つけて訪れた街

泥の掻き出し作業をさせていただくつもりで
長靴や使い捨ての作業着を準備したものの
あの年は、初夏には真夏の暑さで
体力にもあまり自信がなかったし
熱中症になったりしたら反って迷惑かけるし
悩みながらも受付に相談したら

「屋内の作業もありますよ」

紹介された場所は市民体育館
津波にさらわれて泥だらけになった写真を
洗って持ち主にお渡しするというもの

洗浄作業はある程度の熟練が必要なので
短期間のお手伝いの人は
アルバムからの写真を切り出しと
パネルに掲示されている写真の整理
主にその二つをお手伝いさせていただいた


素手で切り出しすると潮水で手がふやけた
(台紙とカバーの間に潮水が溜まっている)
写真の整理は上げっぱなしの腕がつりそうで
そのうち、上がらなくなった

やってみないと分からないものだな、と
ちなみに
一緒に写真整理をしていたはずの娘は
いつの間にかいなくなってたし(驚!)


洗浄して復活できるのは水に強い銀塩写真

銀塩写真を焼いて、アルバムに整理する
それは、凄く贅沢で素敵なこと
簡便さに重きをおく今、改めて思います

今やデジカメ一辺倒ですが
フィルムの一眼レフを久し振りに触りました
(触っただけですけど)
写真撮りたいな・・・



あの頃、書けなかったことを
朧気な記憶を辿って書いてみました
やっぱり、うまくは書けないですが


当時の記憶は定かではないのですが
日記を遡ってみたら、これがありました


yoshino1126.hatenablog.com



コロナウィルスが落ち着いたら
どこに行こうか

美術館巡り?奈良?北海道?

ぼんやりと考えていましたが
やっぱり、ここに行きたいな
あの神社に参拝したいです
(日本三大稲荷!)