五月

津軽地域では田植えのことを「五月」といいます
と言っても最近はあまり使わない言葉なので
若い人は知らないかもしれません


今ではビニールハウスを使ったり農業技術が発達して
苗代の生育を早めることが出来たので
このあたりの田植えの時期は5月ですが
戦後間もない頃は田植えは6月の行事で
「田植え休み」なんていうものもあったそうです


私の父は子供の頃
「五月さ入りしたか(五月にはいりましたか)」=「田植え始めましたか」
という大人の会話の意味が分からず
今は6月なのに、5月に入った云々という会話をしているのか不思議だったそうです



田んぼに水が入ると鏡のようで美しいです


しろかきの真っ最中
早いところでは田植えが始まっているようですが
今年は5月に入ってから(コレはそのままの意味です)の低温で
苗の生育が遅れているようです


来週から気温が上がる予報です
豊かな出来秋を迎えられますように