老舗

大阪屋さんの上用饅頭、今月の焼印はあやめです



焼印は季節ごと、ほぼ毎月変えるそうです
月ごとなら12種類なのかと思ったら、「もっとある」そうです
同じ季節に複数の絵柄があるので
3月は蛤、10月がススキとか決まっているのではなく
その時どの絵柄かは行ってみてのお楽しみみたいです
上用饅頭って和菓子屋さんならどこでも置いてあるメジャーな和菓子なんでしょうけど
私は大阪屋さんのが好きなので、大概これを買ってしまいます


大阪屋さんは創業寛永7年、っていつ?
調べたら、なんと1630年でした
弘前城築城から20年後にはもう大阪屋さんがあったということですね



包装紙と手提げ袋



大阪屋さんのお店の中に入ると正面にあるお菓子入れに目を奪われます
津軽塗りなのかな、浅い引き出しがたくさんあって
螺鈿がふんだんに施してありキラキラしています
年代モノでものすごく価値があるものなんでしょうけど
今でもちゃんとお菓子入れとして使っているところが素晴らしい
飾り物じゃなくて使ってこそ道具の価値が出る、工芸品のあるべき姿という気がします
今日は閉店間際に飛び込んだので、今度時間があるときに写真撮らせてもらいたいです


大阪屋さんの看板商品と言ったら「竹流し」なのかな(以前羊羹と書いた気がしますが・・・)
そば粉を使ったお菓子なんですが、薄くてパリパリというよりバリバリかな
1枚食べたときはなんだこれ?でも2枚3枚となぜかあとを引く美味しさ
説明しにくいです、ごめんなさい、今度買ってきて写真アップします