いがめんち

一つ前のエントリーが3日前、この日はまだ暑かったんですね
今日の弘前はかろうじて夏日、そして今は半袖だと寒い16℃
今度こそ秋かな〜




1年のうちに何度か訪れる繁忙期
今月もそのうちの一つなんですけど
今月に関しては量的な忙しさ(だけ)ではなく
精神的なプレッシャーの大きい時期
そういう時は寝不足になったり
遅くまで仕事するせいで食事がおろそかになったり
まさに体調を崩しやすい条件がそろいます


座右の銘なんていう大袈裟なものではないのですが
楽しい人生を送るためにコレだけは押さえたい事
それは「風邪をひかない」ということ
風邪ひいているときって人生損した気になりませんか?
あの何もせず寝ている時間がもったいないことこの上ない


そして、忙しい時だからこそ気をつけるのがバランスの良い食事
遅く帰ってきても出来る限りきちんと食べます
こういう時は、遅く食べると太るとかそういうことは気にしません
だいたい、バランスの良いものを適量食べていたら
太るなんてことはまずないし(と思いますが・・・断定したらまずいか)


前置きが長くなりました
私が今日のお昼に食べたもの、それは「いがめんち」です
ご存知ですか?いがめんち
「いが」=「イカ(烏賊)」、「めんち」=「メンチ(mince)」
津軽地方の家庭料理で、ゲソやエンペラをたたいたものと
みじん切りにした、たまねぎやニンジン、ショウガなどに
つなぎとして少量の小麦粉や片栗粉、卵などを加え
コロッケくらいの大きさにまとめて油で揚げたものです


これが津軽独特のものだとは最近まで知りませんでした
身はお刺身にして余ったゲソとエンペラを美味しく食べるために
自然発生的に出来たらしいこの料理
家庭料理なのでその家々で材料や食べ方はいろいろで
おろしポン酢で食べたり、レモン絞ったり
マヨネーズつける人もあればソース派もあり
簡単に出来る料理ですけど、たねの塩分は控えめにした方がいいかな


先週の土曜日に行われた東北新幹線全線開業3ヶ月前イベントでは
いがめんちをB級グルメとして売り出すべく、いろいろやっていたみたいですけど
B級グルメって言うのかなコレ、家庭料理だし
B級グルメの定義はよく分かりませんが、いがめんち美味しいですよ




イカと聞いて思い出すのは
学生時代、東京の居酒屋に初めて入ったとき
東京在住の友達の友達(初対面の人)と一緒に行ったのですが
出てきたイカの刺身が白くてびっくり
冷凍だったのかどうか、これ食べても大丈夫?ってカンジで
手を付けられませんでした
イカの刺身って透明なものでしょう、普通
そして出てきたお鍋に入っていた魚、タラかと思ったらなんと銀タラ
「鍋に銀タラ?」って言ったら
「すごい!さすが青森の人、食べて魚の種類が分かるんだ」
・・・青森ですけど、山育ちなんですがとは言えませんでした
まぁ、山って言っても車で1時間弱も走れば日本海だから
魚は割と新鮮なものを食べているかもしれませんね



家庭料理ですけどお惣菜屋さんでも普通に売ってる
津軽ではメジャーな料理「いがめんち」
簡単で美味しいのでイカ好きの方には特にお勧めです