ものづくり

今朝は雨音に起こされたました
休日なので2度寝を決め込んで、布団から出なかったんですが
徐々に雨音が強くなるし、止まないし
ちょっと心配になって気象情報をチェックしたら
大雨洪水警報が出ている上に床下浸水や土砂崩れもあったとか
今は注意報に切り替わっていますけど、まだ雨は降っています


そんな気象条件なのに、県美に行ってきました
常設展が秋のコレクションに変わったのと
今年中々買えない奈良さんグッツを買いに
ありました、やっと買えました
何かもう一生巡り会えない気がして、何個買うか暫し悩み
無駄な悩みだと気づいたので2個だけ買いました
一体何をしているのか・・・


そんな県美の話は後日にして
今日書きたいのはこちら



こぎん刺しです
麻の布に木綿糸で刺し子を施した津軽地域の伝統工芸です
元々は木綿を着ることを許されていなかった農民が
目の粗い麻布に防寒のために刺し子をしたものです
だから、元々は藍染の麻布に白の木綿糸で刺したものですが
最近は布も糸もカラフルなものがあります
その反面、生成りや淡い水色の布に白の糸で刺すと
どことなく北欧風になって、それもまたおしゃれです


写真の赤のポーチがこぎん刺しですが
下の水色の布は県美オリジナルの手ぬぐいで
こぎんをモチーフにしています
ポーチの左下の矢印のようなものが県美のシンボルマークです


こぎん刺しはそれ自体は難しいものではありませんが
(布に糸を刺すだけですから)
それなりに根気がいる作業ではあります
左右対称のパターンであれば初心者でも
大きいサイズの物も作れると思います
私は中学の時冬休みの宿題でテーブルセンターを作りました
初めてだったので両端に15cmくらいずつ刺しました
得意な子は全面刺し、不得意な子は真ん中にモチーフ一つだけだったり
結構作品に差が出る宿題でしたね


このポーチは頂き物ですが、なんとなくもったいなくて使っていません
同じようなデザインの名刺入れは職場で使っています
工芸品って本来道具ですから飾っておくものではなくて
使ってナンボだとは思うのですが・・・


最近あること(あるものを手作りしたこと)がきっかけで
ものづくりしてみたい気分が高まっているので
次は自分の作品の写真がアップされるかもしれません(一体いつだ?)