白銀の世界

青森県立美術館(県美)の秋のコレクション展を見てきました
今年の常設展の中で一番私好みでした
常設展はパートナーシップの特典で無料で見られるので
展示が変わればその都度見ているのですけど
やっぱり好みのものとそうでないものがあって
こればっかりはどうしようもないです
常設展なので、1回は見たことがある作品がほとんどですけど
今回は木版画と銅版画が企画展示されていて興味深かったです


そして、前回、夏の展示の時から気になっていたのは
通年展示の奈良さんのコレクション
何点か見あたらならいものがあって
一体どうしたんだろうと思っていたのですが
どうやら尾道で開催している青森県立美術館所蔵展
とかいうものに貸し出しているらしいです
県美に確認したわけではないので定かではありませんが
ポスターに見当たらないな〜思っていた作品が載っていましたから
でもヨカッタ、何でなくなったのか心配してたんです
そのうち帰ってきますね


ところで県美って出来てから何年たったんだろう
出来てすぐの時はとにかく中も外も真っ白で
見終わる頃には若干めまいがしました
冬に行こうものならもう大変
駐車場から建物まで結構距離ありますから
雪景色で目がちらちらするのに
中に入っても真っ白
最近は慣れたのかちょうどよくくすんだのか・・・


どれくらい真っ白かというと


入ってすぐのホールも

通路も

ロッカーも


トイレも




どこに水が流れていくのかよく分からないシンクも



傘立ても












とにかく全部真っ白です


そして、県美にある椅子が好きです
私のお気に入りはアレコホールの真ん中にある椅子
キャスターがついていて
座ったまま3面の壁にかけられたアレコを
ぐるぐる見回すことが出来ます
そんなことをしているのは私だけかしら?


この椅子も結構気に入っています


背もたれが枠しかないけどすわり心地はいいです
















これは玄関ロビーですけど
アレコホールの壁際にも同じ椅子があります

あと、棟方志功展示室のテーブルみたいな椅子も
あそこに行くと座りたくなります
志功さんの版画を座って、それこそ気が済むまで堪能できます


何となく座りたくなる椅子がたくさんある美術館です