長勝寺特別公開

予告どおり長勝寺の特別公開に行ってまいりました
お天気もいいし、駐車場の具合もよくわからなかったので
自転車で向かいましたけどやっぱり寒いね


今日は茂森の通りから、土塁のトンネルを通ってみました



トンネルの向こうは天満宮です
このトンネル、今は人と自転車しか通れませんが
私が子供の頃は車も通れたと思います
長勝寺って弘前城に何かあったとき
第二の城の機能が果たせるように
土塁が廻してあったとか(ちょっと自信がない)


弘前城の本丸から長勝寺まで秘密の地下通路があるというのは
伝説なのかな、誰から聞いたんだっけ?この話


さて、今回修復現場を特別公開する長勝寺の庫裏
元々はこんな感じです



で、現在は揚屋しているので、屋根も壁もなくて
なんだかよく分かりませんね
揚屋したついでに発掘調査もしているとか






←これ、屋根の上についている飾りだと
思うのですが、名前を見てくるの忘れました
↓こっちは、軒下に付いているらしい
手前が花肘木、後ろが懸魚
花肘木は懸魚に隠れて見えないんだって
こんなに綺麗に彫刻しているのにもったいないね




本殿の中です、フラッシュ焚かなければ
写真撮影可だというので
お言葉に甘えて写させていただきました
こちらは平成20年に修復が完了しています





私、本殿の拝観したことがあるのですが、多分平成18年頃
予約したからか、そのときは住職さんが案内してくださいました


今日は拝観はせずに土間から見学だけ
市役所の文化財担当の方がいらして説明していただきました
どうやら私が以前拝観したのは本殿の修復が始まる直前だったようです
柱とか、梁、天井の部材は元からのものをきれいにして
もう一度使い、床と化粧壁は新しい木材を使ったそうです
この化粧壁用の板を削るのにチョウナとかヤリガンナという道具を使うそうで
今回、境内で大工さんたちが実演してました
この実演の様子が面白かったので、後日改めてレポートします
やっぱり大工さんはかっこいいのだ!!


そしてこちらは蒼龍窟、今回特別公開なのかいつも公開しているのか不明ですが
写真撮影もOKでした
こういうところ、田舎らしくおおらかというか
見る方としては、大変ありがたいです



中には釈迦三尊、両脇は安寿姫と厨子王丸






仏像とか見るのは好きなんですが
あまり詳しくなくて
これは五百羅漢というらしいです
意外とユーモラスです






天井近くにも並んでいらっしゃいました
ここはフラッシュ撮影も可だったらしいのですが
こういうものにフラッシュを当てるのが
ちょっと忍びなくて、自然光で撮影しました
そのせいか若干ピンボケ






期待以上の物を見せてもらってちょっとゴキゲンなんですが
寒空に2時間もいたので、風邪ひいたかもしれません


しかし、大工さん素敵でした〜
イケメンとかそういうのではなくて
私の憧れの方たちなので、鉋かけているだけで惚れそうです
その様子は後日ゆっくりと