前もっては難しい

最近ふと思ったのですが・・・


さくらまつりの時季にさくらまつりを、ねぷたまつりの時季にねぷたまつりを
弘前の今をお伝えしようと、写真を撮ってはここでご紹介してきましたけど


でも、それじゃあ写真を見て「ねぷたを見たみたい」と思った方がいたとしても
来年まで見られないし、そんなに先なら忘れられてしまうのでは?
いいな、と思っていただけたら1ヵ月後にそこに行けるっていう
そういう前宣伝的な紹介も必要なのかもしれないなと


もちろん、リアルタイムでも紹介はし続けますけど


ということで、本日は2月10日から13日に開催される「弘前城雪燈籠まつり」をご紹介します
(すみません、1ヶ月ありませんでした)
読んで字のごとく、弘前城の中に雪で燈籠をつくるお祭りです
燈籠のほかに、大雪像とか大滑り台なんかも作られます
今年は弘前城築城400年祭イベントとして「津軽錦絵大回廊」というものもあるそうです
どういう風に展示するのか詳しいことはわかりませんけど


「夏のねぷたまつりで使われた見送り絵などを大回廊にして、皆様をお出迎え」


と400年祭まるわかりガイドに書いてありました
ねぷた絵好きなので、個人的にはこれをもの凄く楽しみにしています





これは確か3年前の写真
門の手前にあるのが雪燈籠です
開会式に行く途中に写したもの





このとき、もの凄く晴れていて空が綺麗だったんですが
開会式が始まる頃には、大雪になってちょっと大変でした
最後にはまた晴れましたけどね


冬の天気は変わりやすいので、弘前にいらっしゃる皆様は
お出かけ前の天気だけで装備を決めない方がよろしいですね


私、開会式好きなんです
さくらまつりとか、ねぷたまつり、菊と紅葉まつり、雪燈籠まつり
行けるものなら全部の開会式に行きたいくらい
お偉いさんの挨拶とか、テープカットなんかはどうでもいいのですが
開会宣言とともに上がる花火の音で「始まるぞ〜」と一人で盛り上がっています
実際はなかなか全部には行けないので
遠くから聞こえる花火の音だけを楽しむことになりますけど


そんな話はさておき・・・


雪燈籠は市民グループが作ります
小・中・高校生や職場のグループなどいろいろ
私も中学生の時に作りました


高さ2m幅1mほどの大きさの直方体の型枠に雪をギュッとつめて雪の柱を作ります
2日ほどおいて固まったら、型枠をはずして燈籠の形に削っていきます
火窯部分に武者絵をはめ込み、中に明かりを入れて完成


雪燈籠はやっぱり昼より夜がオススメ、寒いですけど
燈籠ですから、明かりが灯ってナンボといったところです
本丸から望むミニかまくら(西の郭)の明かりも感動的な美しさです
写真がなくて申し訳ありません


こちらはパンフレットの写真ですけど



「北の城下のまちあかり」


雪燈籠まつりと一緒に開催される
弘前雪明かり」






雪明かりでは、わんこもライトアップされます
わんこの周りに、市民手作りのちいさなわんこ雪像が並び
キャンドルに火が灯されます
キャンドルはここを訪れた人が自分で好きなところに
置く事ができるというシステムだったと思います
去年は撮影に失敗してしまったので、今年はちゃんと写したいな


夜にお出かけの方は万全の寒さ対策を
昼にお出かけの方は寒さ対策と万全のUV対策を
雪の照り返しは思いのほか日焼けしますからね
晴れ具合によってはサングラスも必要です




意気込んで書き始めましたが、写真がないのでいまいち伝わらない気がしてきました
前もって宣伝するって、難しいですね・・・




本文とは関係ありませんが、こちらもなかなか芸術的だなと



倉庫の屋根のつらら
屋根の形に添って綺麗にそろった形が
なんだか可愛いと思ってしまいました