こぎん刺し

今日は二十四節季の雨水
空から降りてくるものが雪から雨に変わるこの時期
屋根に落ちる雨だれの音に春が近いことを感じます
昨日は少し雪が降りましたが、木曜日は約2ヶ月ぶりに冬日から脱出
(気温がマイナスにならなかった)
朝、ストーブのタイマーもいらなくなったし
夜が明けるのも早くなって、起きるのが楽になりました
(私は暗いと起きるのが辛いです)




スプーン4本目もとりあえず完成したし、次はこれですね


こぎん刺し



これは中学生の時冬休みの宿題で作ったもの
テーブルセンターの両端に刺してあります
刺している範囲はそれなりに大きいですけど
ひと目ずつ増える(減る)単純なデザインです
こういうのは刺し間違いがないので簡単です


長年、実家に放置していたのを回収してきました
作った後、何年かは父の単身赴任先で使用していました
母はあまりこぎん刺しが好きではないので
父の好みだったのかしら?もう確かめられませんけど


こぎん刺しといえば、この藍の布地に白か生成りの糸で刺すのが伝統的なものですが
今は布地も糸もカラフルなものがたくさんあるので
そこは好み次第なんですが、今回はこんな色合いにしてみました



スモーキーな水色に白の糸
柄が見えにくいですね
最終的に何に加工するか
何も決めずに刺し始めてしまいました
たぶん袋物になると思いますが


決まった図案を刺していくからといって
図案を一目ずつ見て作業するのでは非常に効率が悪いので
ある程度頭の中に図案を入れて刺すのですが
不規則に変化するデザインは間違えやすいうえに
しばらく刺していってから間違いに気づくので
初めの10段くらいは刺してはほどき、ほどいては刺し・・・
進まないったらありゃしない


しかも、最初の2段は刺してから糸こきをしたら何だか変
布地の縦横を間違っていました


図案があってこれなんですから、初めて刺して
自分のイメージでいきなり刺せる人の頭の中ってどうなっているの?
そのうち、AとかSとかデザインして刺してみたいものだわ


しかし、年齢的なものなのか、夜の作業はツライわ
目に優しい、作業用の電気スタンドを買おうかなと本気で考え始めています