土手ブラ

弘前の中心商店街は土手町
若者は郊外の大型店に流れているのか
昔ほど賑やかではないのは少し残念ですけど
子供の頃から「街に行く」といえば土手町のことだったので
今でも土手町=ワクワクする場所です
そして、土手町をブラブラとお買い物して歩くこと(見るだけもアリ)を
「土手ブラ」といいます
今の若い人には残念ながら死語かもしれませんケド


先日、土手ブラをしていても道行く人はほとんど熟年層
平日の日中ですから、若者がいないのは当たり前といえばそうなんですけど
自分がちょっと浮いているかも・・・と寂しい気持ちになりつつ
ランチに入ったお店はお気に入りの和食屋さん
開店してからまだ4年くらいのお店です
カウンター4席と小上がりが12席くらいかな
ご主人が一人で厨房を切り盛りしていますが
丁寧に作られた美味しい料理をいただけるお店で
土手町でランチをするときはほぼここに来ます


開店して間もない頃からお邪魔しているお店ですが
口コミで評判が広まっているのか、最近は平日のお昼に来ても
時間に余裕のある奥様方で賑わっています
いや、奥様方が悪いわけではないのですが
ちょいと賑やか過ぎでして、しかも長居だし・・・


この日は、カウンターに案内されたので逆にラッキーでしたが


食べ物屋さんのカウンターが好きです
手元までは見えなくても、作業しているところが見られるのが楽しいです
ここのご主人は手際がよいので見ていてとても小気味好くて
レンジフードの中までピカピカにしてあるのも
見ていて本当に気持ちのよいお店です


私の両隣は、80歳前後と見受けられるご婦人がそれぞれ一人で
右の方はお料理が来るまで読書
左の方は常連さんらしく(先生と呼ばれていました)
作業が一段落したご主人と会話しながら
お二人ともゆったりとランチを楽しんでいて
自分もそんな大人の一人ランチのお仲間に加えてもらったみたいでした


美味しいランチでお腹も心も満たされたので、本格的に土手ブラ開始
本屋さんを覗きましたがお目当てのものはなかったので
珍しく短時間で(30分くらいかな)本屋さんを出て
お隣の手芸店でこぎん刺しの糸と布を購入


そして、一目見て、どうにも気になって
お店の中を何回もぐるぐる廻りながら悩んで、結局購入したのがこちら



何の変哲もないマグカップです
ヨーロッパのR社さんのもの
北欧のI社さんのモスグリーンと
どっちにするか悩みましたが


取っ手に指が3本入って持ちやすさが抜群だったのと
コーヒーが美味しそうに見える色かなと
こちらをセレクトしました
グリーンも好きな色ですけど
子供の頃母が「似合う」といってくれた黄色は
何となく自分色な気がして、色選びに迷ったときには
最終的に黄色を選ぶことが多いかも


いつもはインスタントだけど
明日はコーヒー豆を買って来ようかな