お茶会

先日、お寺にお参りに行った後、実家で
今年は暑いから、扇子を持ち歩くと便利だねという話しをしたら
母が使ってないのがあるというので
1本(本、でいいのかしら?)貰ってきたのですが
これもやるから、持っておきなさいと渡されたもの





懐紙入れ
下に敷いたのものとは別の扇子と
楊子が入っています


いつ、お茶会に呼ばれてもいいようにって
母は茶道をやっているので、お呼ばれもあるでしょうけど
私は一体、いつ、どんな機会があったらお茶会に呼ばれるのやら・・・
くれるというものは頂いてきましたけどね


茶道にまったく興味がないかといえば
抹茶も和菓子も好きだし(←そこ?)
機会があれば習ってみたい気持ちがない訳ではなく
友達もお茶を習っている人は結構いて誘われたりもします




弘前では市民文化祭の一環で「市民お茶会」という行事があって
禅林街のお寺を会場に、お茶会が行われるのです
流派によって、会場となるお寺が違い
一般の人も参加できるらしいのですが
いまいち申し込み先とか参加料などがわからず
そして、もちろん作法が怪しいので参加したことはないのですが
いつかは行ってみたいと思っています


弘前は茶道人口が多いのかもしれませんね
お茶屋さん、お茶道具屋さん、和菓子屋さんがつぶれないのは
茶道をする人が支えているのだと、聞いたことがあります




先月、弘前博物館で開催されていた「近衛家陽明文庫明宝展」



私が行った日は、抹茶の無料サービスがあって
(お菓子付きでした、美味しかったです)
それにしても混んでいるな、と思ったら
どこかの先生のギャラリートークがある日で
着物を着て集まった奥様方がお茶道具について
熱心にお話しを聴いていました


日本の文化を見るときに、茶道の知識もあれば
より深く学べるのかもしれませんね


若いころ、茶道を習っている友達が
今年のボーナスで初めて絽の着物を買ったと言っていて
絽って何?紗?夏は単衣?
茶道を習うといろんなことを学ぶのだな、と感心したのを思い出しました




京都もいいけど、弘前でもお茶も座禅も体験できますよ
「そうだ、弘前へ行こう」と、思いついたら東北新幹線に乗る
完全パクリですけど、どうでしょう?


ちなみに、私が体験したことがある座禅は、壁に向かって座る黙照禅でした
座禅といえば集中していない人に和尚様が活を入れるというイメージがありますが
私が体験したお寺さんでは、自分で集中できていないなと判断したときに
合唱して叩いてもらう合図をしてくださいという説明を受けました
宗派やお寺によって違うかもしれません
座禅体験をしてみたいけど叩かれるのが怖い、という人は
こういう所をを選んで参加するのもよいのではないでしょうか
座禅用の丸くて高さのある座布団を使うので、足も楽でした
楽したら、座禅に体験する意味がない?
そういう人は座布団を使わなければいいのです(笑)



話しが大分それてしまいましたが
扇子を持ち歩くのに、ケースが欲しいなと思って
一番町角(元寺町)の田中屋さんへ行ってみました
扇子ケースは売っていなかったのですが
コレは絶対ジャストサイズでしょ
というものがあったので買って来ました



こぎん刺しの箸入れです
でも、この箸入れ
入り口が折り返しになっていないので
逆さまにすると箸が落ちます
本当に箸入れ?な感じですが
扇子にはぴったりです




今日は雨が降ったり止んだり、結構強く降りましたが
都会のゲリラ豪雨というほどのものではありませんでした
梅雨の時期に雨が少なかったので心配していたら
やっぱり水不足で、今日、弘前市渇水対策本部を設置したそうです
気温が低いと田んぼは水管理が必要なので頭が痛いですね



雨が上がった後の空は
いつもどおり綺麗だけど雨も大切
晴れれば「良いお天気」だと思いながら
「良い」ってなんだろうと思ったりもする
雨が降って欲しいときには
雨降りが「良いお天気」なのですよね