津軽弁のオノマトベ

今朝は雪が降っていました
濡れ雪で綿みたいな大き目の雪
落ちるスピードがちょっと早い
こういう雪はしんしんと降るじゃなくて
「のそのそと降る」ですね
正確な発音なら「のそのそ」ですけど




むたむた わたわた よたよた ばやばや まやまや 
だおだお にきにき  
ぎりぎり じかじか にやにや


※「よたよた」広辞苑に載っていましたので、12/15に削除しました
チーママさん、失礼しました!


以上、津軽弁のオノマトベ
全部用法を説明するのはさすがに面倒なのでやめますが
最後に挙げた「にやにや」は笑っている様子じゃなくて
お腹の調子が悪いときに使うものです


日本語は擬音が多い言葉だそうで
その中でも津軽弁独特なのものが多い
しかも本人たちは自覚なく使っているから
他の地域の方に指摘されないと分からないものもあり
方言って面白いなぁ、とつくづく思います


私は津軽弁に限らず、方言が好きなので
知らない言葉を聞くと、ワクワクしてしまうのですが
青森県の人が全員、津軽弁と思われるのは迷惑」
津軽衆以外の青森県人に言われたこともあるし
津軽弁だから嫌い、方言が嫌いって人もいるんですよね


一ヶ国語しか話せないより、二ヶ国語の方が得した気がするのに
(そういう問題ではないか・・・)




夕べ、のそのそど降ってらはんで
なんぼ積もってらがと思ったっきゃ
かさらっとだの〜


朝の会話がこんなんだったら、楽しいじゃん




《対訳》
夕べ、たくさん雪が降っていたので
どれくらい積もっているかと思ったら 
ほんの少しだったね


なんか、標準語はおしゃれすぎて違うわ・・・