甦れ!桜

何でだか知りませんが、タイトルが変な事になっていました
ここ2日ほどだと思うのですが、ご覧になった方は変に思ったでしょうね
失礼しました(1/10訂正しました)


年末、舞い込んできた悲しいニュース




弘前公園の二の丸大枝垂れ、倒れる





今日の写真です
ちょっと、見難いかもしれませんが
根の部分がブルーシートで保護されていました





この木のほかにも、園内では7本の松や桜が倒れたそうです
松は藩政時代からの古木があり
雪が多いときに倒れることが以前にもあったのですが
桜がこんな風に倒れたのは初めて見ました


公園の樹木医さんによると雪の重みに加えて
根の病気が原因ではないかということです


根の病気と聞いて思い当たるのは
明らかに去年の花が少なかったこと
5月3日のエントリーで書いてあるのですが
写真を引っ張ってきました



花が少ない、というかスカスカ
七分咲きなので、花が少ないのかと思ったら
角度が違いますが、満開でもこんな感じ↓






一昨年がこちら
上の左側とほぼ同じ角度から


携帯電話のカメラで写しているので
画像が荒いのですが
去年よりは花が多いのが分かると思います


でも、5年位前はもっと花が多かった印象なんです
写真は残っていないし、記憶も曖昧なんですけど
木の持つ生命力が全然違う気がするんですよね
南内門をくぐって右に折れると目に飛び込んでくるこの木
観光客が驚きの歓声をあげるくらいでした
そういう、輝きのようなものがここ何年かなかったかな




倒れているのが発見されたのは12月26日
築城400年祭のエンディングセレモニーの3日後です
セレモニーのメインステージはこの木の隣に設置されていました
400年祭が終わるまで、倒れず踏ん張っていたかのようで
なんとも愛おしく感じられます


以前にも、この木は根の病気に罹り
樹木医さんと公園管理の方々の懸命の治療と土壌改良によって
甦ったと聞いています


地元紙によると、回復へ向けた作業に入るとのこと
次の春は無理でも、あの美しい姿がもう一度見られることを祈っています