巡りめぐる・・・?

今日は消防団出初式
纏振りが見たいなと思っていたのですがテレビに負けてしまいました
録画して出かけようと思っていたのに、見始めたら止められなかった・・・
纏振りは来年まで持越しです(またやってしまったな〜)


そんなNHKの特番を見ていたら、思い立ちました
そうだ、美術館巡りをしよう!
と言いつつ、弘前に美術館と名の付くものはないのですが(笑)


とりあえず、こちら



市立博物館


弘前文化財
併設:津軽の歴史展




企画展に入るのは前回の「津軽のほとけ」展に続き、今回で2度目
何で今まで来ようとしなかったのか残念でなりません
今回も、280円で十分に楽しめました
歴史・文化に興味がない人には地味でつまらないものかもしれませんが
私のような hirosaki lover には正に興味津々


前回とかぶっている展示もありましたけど
初っ端からやられました、いきなり目が点
「中田勇蔵着用具足」
中田勇蔵が誰なのかイマイチよくわかりませんが
おそらく津軽家に仕える武将かと、で、その兜に漢字一文字
ここで書くと別な方向から間違えて検索ヒットする人がいそうなので
あえて書きませんが、何故この文字?
直江兼続の「愛」も武将としてはかなり変わっているでしょうけど
この文字も変わっていますね・・・暫し具足の前でニヤつく怪しい人でした


いきなり、若干(かなり?)意味不明でスミマセン



馬印・小印・纏の図もデザインが面白くて
陣羽織の裏地がインド更紗と思われるおしゃれな生地だったり
津軽神楽の衣装道具も感動!益々、津軽神楽が見たくなりました


貝桶と360個あるという貝合わせの蛤
実際に展示してあったのは100個くらいでしたけど
これ、どうしても欲しくて修学旅行のとき買ったんですよね
嫁入り道具ではないですけど、お雛様のときに飾っています


弘前八幡宮祭礼山車の緞帳が圧巻でした
八幡宮祭礼山車は追手門広場の山車展示館に展示してありますが
緞帳を見たのは初めて、本町の緞帳だそうです
豪商が京都から買い付けたもので、鳳凰に桐があしらわれています
お祭りの華やかさが伺える一品です


緞帳が圧巻、と書いた後に何ですが
今回私が一番注目したのが印鑑
花押印は前回も見ていたのですが
今回はちょっと変わった印鑑も展示されていました
親亀の中に小亀が納まる印セット(?)とか
凱旋門みたいな形をしたのとか(2つの印を1度に押せるものなのか)
外側に水玉模様がある細長い印、何に使うものなのか
「格桐車露秋風月?楼」無理矢理読んでみましたが意味不明
そもそも、↑これが正しいとも思えないのですが(篆書体だったかと)
結構、はんこ好きだったりします
印を展示するときは押印したものを一緒に展示して欲しいわ


自分で面白かったツボだけ書き連ねてしまったので
興味のない方には相当つまらないエントリーかと思います
そして興味のある方はぜひ、弘前市立博物館へ
280円で幸せになります(←金額の問題ではありませんが)


弘前文化財展は1月15日(日)まで


気付けば2時間近くもいたらしい博物館
文化財の解説ビデオがロビーで流されていたのですが
60分と書かれていたのでさすがにパスしました
(3人くらい熱心に見ていました)


外に出たら、入るときには気付かなかった面白いものを発見



階段除雪、ちょっと見難いかもしれませんが
綺麗に切ってあって、ちょっと感動






融け残った雪の形が奇妙で
新種のきのこみたい







本日の美術館巡り、そう、一応巡りました
残りはまた後日ということで




そして、夕方のニュースを見ていたならば


青森県立郷土館で特別企画展が開催中
「青い森の宝箱〜博物館名品大集合!!」


あぁ〜、そういうことか、面白かったけど
どうも地味だと思ったのよ博物館の展示
郷土館に貸し出し中というわけですね
これも興味はありますが、青森か〜
休みの日に晴れていたら行ってみようか
でも、真冬の青森市は雪が多すぎてちょっと怖いのよね
行かないだろうな・・・