形見分けのような

今日は朝から快晴、昨日の大雪はなんだったのだ?
と職場でも朝はその話でもちきり
真冬なら許せる大雪も、もうすぐ春かと期待するような今頃だと
皆さん一様に、もういいよ、とぐったりでした
しかも弘前駅を目の前に特急日本海が立ち往生
機関車で牽引されて、やっと弘前まで到着したとか
日本海もまさか引退直前にそんな目に遭うとはね〜


日中晴れて気温が上がった分
帰る頃にはツルッツルのテカテカの路面、久々に怖かったかも





点三つ、上から月、木星、金星
この大きさだと6日目くらいの月も丸っぽい


無理矢理ズームしても手ブレでギザギザだし





色々事情がありまして、実家では春を前にあちこち片付けています


私は基本的に父のものは全て母のものだと思っているので
父が亡くなった後も、形見分けらしいことはしていなかったのですが
七回忌を前に、母も少しずつ整理しようという気になったらしく
先日の油絵スターターセットに続き、保留していたカメラバックを貰ってきました
バックというか、もはや小さめのクーラーボックスくらいの大きさのものです
昔はこういうのがスタンダードだったのでしょうか


兄や姉はこういうものは全く興味がないし
もったいないから、使う可能性が少しでもある私が貰ったのですが
家に帰ってバックを開けたら、思っていたのと違うものが入っていました
入っているはずのMF(マニュアルフォーカス)の一眼レフがなくて
(ストロボは入っていた)バックの底にあったのがこれ





オリンパスS Electro Set





オリンパスのホームページで製品ラインアップを見ても出てこない
謎のカメラですが、半世紀以上前の製品で
クラッシックカメラとかに分類されるらしいです


レンズにカビらしいものも見えるし
オーバーホールしなければたぶん使えないと思います
オーバーホールしたところで使えるものなのかどうか
というか、このカメラ、使い方が全く分かりません(汗)


私がデジカメを買ったのは割と最近で、まだ3年経っていないと思います
写真は絶対、フィルムの方がいいと頑なに拒否していたので
といっても、AF(オートフォーカス)の一眼レフを使いこなせていたわけでもなく
まだまだ勉強中の中途半端なときにコンパクトデジカメを購入
持ち歩きが楽なのと、その手軽さに負けました


今では、デジカメなしではここも成り立たないし
もはや必要不可欠なものですね




でも、この古いカメラを持ったら、そのどっしりとした重さに
機械ってこういうものなんだよな〜とか
これを買った頃、おそらく独身時代の父は何を写していたのか
色々な思いを巡らせていました


このクラッシックなカメラ、壊れていなければ
電池不要で半永久的に使えるものらしいのです
銀塩フィルムがある限り、ということかしらね


さて、オーバーホールとやらは機種によってずいぶん値段が違うみたい
弘前でやってくれるところがあるかどうかって問題もありますが
使えたら、きっと楽しいだろうな♪


そうそう、カメラバックの主、MF一眼レフも探してこなければ!