克服ならず

雪国の屋根には大概「雪止め」と呼ばれるものが付いています
屋根に積もった雪が簡単に落ちてこないようにする金具です
(無落雪型の屋根は全く違う仕組みなので雪止めはありません)
この雪止めがあるために、我が家の屋根の上には、まだ雪があります


この屋根雪が気温の上昇で融けるので、一日中雨だれの音がします
そんな感じなので、本当に雨が降ってきても気付かないこともあります
今日は南側の屋根雪が全部落ちたのか、夜になって雨だれの音がしなくなりました
北側の屋根にはまだ雪がありますが、北側には下屋がないので
雨だれの音はほとんどしません、今晩はずいぶん静かです
1m以上あった庭の雪も、気付けば50cmくらいまで減っています


まだ、朝晩はマイナスの気温の日が多いですけど
昨日は最高気温が8℃以上になり、やっとウールの外套を卒業
今朝見た白鳥の北帰行は見事なV字を描いていました
ようやく春の気配が感じられてきた弘前です




青森県立美術館の冬のコレクションを見てきました



雪の冠はもうありません



足元の雪も大分融けましたね





アップにすると・・・

もの凄い縞々
早くお掃除してもらえるといいね







今年の冬のコレクションは2度目です
ちょっと思うところあって、もう一度来ました


美術好きといっても、ただの素人です
知識もないし、本当に、ただ見るだけ
基準は好きか嫌いか、しかないので
県美で展示してある作品でも苦手なものもあり
大変失礼ながら1度見たきり、スルーしていたり


ちょっとしたきっかけがあり、もう一度じっくり見たら
最初とは違う気持ちになるかもしれないと
冬のコレクションに再チャレンジしたわけです


お一人は、どうもその世界観が私の理解の範疇を超えていて・・・
私のような素人が理解しようというのがそもそも間違いなのかもしれませんが
今回はかなり長い時間をかけてじっくり拝見しました


やっぱり、う〜ん・・・と思うところが大半でしたが
凡人とは違う視点なんだな、と感心するところもあり
じっくり見てみてよかったかな
でも、やっぱり後しばらくは見なくてもいいかも(苦笑)




さて、問題なのはもうお一方
こちらは理解以前に、そこにあればその展示室に足を踏み入れず
視界に入らないように作品の前を駆け抜けていたという
失礼にも程がある態度ですが、つまりはそれくらい苦手


今回は2人ほど女性の先客さんがいて、結構まじまじと見ていたので
大丈夫かなと、恐る恐る展示室に入り、頑張ってみましたが・・・


やっぱり、苦手なものは仕方ないです
もうこれは、無理!と出てきてしまいました
これからもこの方の作品の前は、足早で駆け抜けることになりそうです


あまり、実りのないように思える今回の県美鑑賞
でも、やらないよりはやってよかったかな(←本当か?)




この日の県美は駐車場が激混み、臨時駐車場に止めました
何でこんなに混んでいるの?と警備員さんに訊いたら
某俳優さんの写真展の初日だって
そういえばCMもずいぶん流れていたわね
興味がないので、いつからなのかチェックしていませんでした


冬のコレクション見て、ミュージアムショップに行こうとしたら
通路にたくさん人が並んでいて、そんなに!?と驚いたら
ギャラリートーク待ちの方たちでした
その奥が写真展だったのですが
「写真展はこちらです」の呼び込みを無視して通り過ぎようとしたら
前にいた男子3人組「俺ら、超空気読んでなくない?」
と言いながら、私と同じくミュージアムショップの方へ
そういえば、この子たち展示室でも見かけたわ
美大生?よりは若そうでしたけど、いいよ、いいよ
若いうちから空気ばっか読む必要ないから(←誰?)



帰り道、何度となく通っている国道ですが
赤信号で止まったとき、えっっ!



最新の信号機って、ここまで薄いの?
ってか、いつからここに?
ほぼ正面からしか撮れなかったので
分かり難いかもしれませんが


もともと、雪国の信号機は雪が積もりにくい縦型が主流ですが
これなら本当に雪が積もらないですね
LEDを使った信号機でも、これは目から鱗の薄さです
これは、普及しそうですね、お高いのかしら?