カタクリの小径

本日、朝から快晴!
黒石までカタクリを見に行ってきました


黒石の沖浦にある雷山(いかづちやま)にカタクリの群生地があり
2001年の春から一般公開されているのです
私有地なので、入山は専用のシャトルバスだけ
バスは虹の湖公園か津軽伝承工芸館から1時間に1本
チケット代は千円也



私は虹の湖公園から出発
虹の湖公園は道の駅になっていて
大きな広場もあるので
たくさんの家族連れで賑わっていました




ここから大型バスで片道20分
かなりハードな山道を上ります
三半規管の弱い私は一瞬耳が遠くなったり


無人なのか?な温泉と
誰だか分からない銅像のある場所にゲートがあり
バスを止めて運転手さんが降りてゲートを開け
バスを通してまた運転手さんがゲートを閉め
ちょっと面倒くさいシステム


ゲートを入るとずっと鬱蒼とした杉林



まだ雪がたくさん残っていました





未舗装の道路、もちろんガードレールなんてなし
そろりそろりと進んでいくと、突然開けます



ここだけ開発したのか?という
開けすぎな場所を過ぎるとまもなく終点


終点場所の写真を撮り忘れました



昨日までの雨のせいか、元々なのか
かなりぬかるんでいる所があるらしく
貸し出し用の長靴がありました
母は長靴を借りて、私はスニーカーで強行しました



こういう青空久しぶり、緑が眩しいな〜






参加者、意外と多いです、ほぼ中高年!
少し進んだ先で、ガイドさんから簡単な説明
群生地の広さが三町歩だとか
カタクリは種が発芽してから花がつくまで8年とか
地面から30cmくらいのところに芋があるので
上だけ盗んで帰っても必ず死んじゃうよ、とか




ガイドさんの説明が終われば解散
一通りの散策で所要時間は30〜40分
写真撮る人はもっとかかるでしょうから
帰りは好きな時間にバスに乗ってお戻りください
という感じで散策スタートです



4日くらい前が満開でした、という情報があったので
たぶん、見頃は過ぎているのだろうなと覚悟していたのですが
始めは本当に、しおれた花ばかりでちょっと悲しくなりました


それでも、ドロドロのときどきぬかるんだ道を降りていくと



来ました〜、群生地♪












やっぱりちょっと色が薄いので
はっきり写りません(撮影者の腕の問題)
見頃なら、紫の絨毯や〜って感じでしょうけど











紫色のカタクリの中に1万本に1本あるという白いカタクリ
初っ端にガイドさんが仰いました
「残念ながら、今日は白いカタクリはありません」


咲いたとき白いカタクリは、数日のうちにピンク色になるそうです
でもねー、見てみたいじゃないですか1万分の1


ありました!これ↓右の方



まぁ、全く白くないですけどね
おしべが白いのが白カタクリなんですって








花の見頃が人の生活に合わせてくれる訳はないので
本当に見頃に会いたければ休暇を貰うしかないですけど
さすがにそこまでするほどの情熱はないし・・・
ベンゼ湿原のニッコウキスゲなんてもう何年も見頃に会えていないしね〜
弘前に住んでいなかったら、桜の見頃だって捕まえるのは難しいですから
それだけでも、かなり贅沢な話ですよね
カタクリはこれくらい綺麗だったら由としないといけないかな


あとは、チケット代分の価値があるかどうか
それは、その人次第かな・・・





今日の岩木山は両肩にずっしりと雲が
それでも微動だにしない
頼もしい感じがしました


雪が融けてきて、裾が緑色になってきています