津軽弁マスター

弘前では今、ある映画のロケが行われています
弘前オールロケらしいです
エキストラもたくさん募集があって
うちの職場でも何人か参加しているみたいです
先週末はねぷたの運行シーンの撮影で夜中過ぎまでかかったとか
ロケって本当に夜中までやるんですねー
肌寒い中、半袖でうちわで扇ぎながらの撮影
みなさんお疲れ様でした〜ってまだ撮影終了していませんけどね


今日のウェブのスポーツ紙にも記事が載っていたのですが
女優さんのコメントが


いい映画になるびょん
面白いびょん


津軽弁、マスターしたのか
「びょん」がツボにはまったのか
いずれにしても完璧な使いこなしです
只者じゃないな、この方・・・


主演俳優さんの「見るんだびょん」は間違いかな、残念!




津軽衆ですから日常会話は津軽弁ですが
めったに使わなくなった言葉もあって
久しぶりに聞いて、懐かしい〜と思うこともあります


最近聞いた中では「がふぇえ」がそれ
「がふぇー」「がふぇ」語尾を伸ばしたり短くしたり
少しバリエーションがあるかもしれません
中高生、特に男子がよく使うかな
女子や大人はあまり使わないように思います
意味は後ほど・・・みなさん、想像しておいてください←無理?


もう一つ、こちらは使わなくはないですけど
あらためて面白い言葉(言いまわし)だな、と思ったのが
「しかへらいね」
津軽弁の発音は微妙で活字にするのが難しいのですが
「しかふぇらいね」「すかふぇらいね」の方が本格的?かも
漢字を使うとすれば「知かへらいね」でしょうか、たぶん
これくらいなら意味も想像できますか?


「教えられない」という意味です
「しかへる」が「教える」で「〜いね」が「〜できない」かな?
この「〜いね」ってよく使ってます
「寝らいね(寝られない)」「負げらいね(負けられない)」
「見でらいね(見ていられない)」「やめらいね(やめられない)」
あれ?何にでも使える?
すみません、津軽弁を分析できるほどの語学力はありませんでした


文字にすると、分かりやすそうな気もしなくはありませんが
耳で聞いたら全然分からないのだろうな〜




さて、「がふぇえ」ですが
いまどきの言葉なら「イケてない」かな
「格好悪い」とか「ダサい」「安っぽい」


格好付けたいお年頃の中学生が友達に対して
「何その靴、がふぇー」というような使い方をします
だから、最近、大人が使っていて
うわー久しぶりに聞いた!と思ったのかな


「びょん」も「がふぇえ」も
何がどう変化してこんな言葉になったものやら
津軽弁の音の響きは独特で、奇妙なんでしょうね
自分ではよくわかりませんが




ここまで色々書きましたけれど
これで意味が通じているものやら
それすら自信がなくなってきました
意味わかんねーよ!という方、コメント大歓迎です(笑)






今日は東日本で荒れ模様だったんですね
弘前も夕方から雷とにわか雨でした
降ったり止んだりで、稲光も凄かったけど
職場の近くでは何事もなく
ただ光るたびにビクビクしていたのですが
弘前の南の方では落雷で停電していたみたいです


止んだから帰ろうかな、と思うとまた降ってきたりで
結局、とっぷり暗くなってから帰りました
(残業していたとも言う)


そういえば、最近、月を見ていない
あの辺りにいるんじゃないの?
とじっと夜空を見つめながら歩いていたら
雲の切れ間?がポワーっと明るくなってきて
ひょっこり月が現れました
神通力か?(笑)



相変わらずの手ブレ写真ですが


そろそろ、上弦
新月から1週間経ったんですね