能を楽しむ

とうとう、本州も梅雨入りですね
関東は今年一番の暑さ、都心で27.8℃?
弘前は火曜日27.6℃でしたが、まいっか
今時分、東北も関東も同じなんですかね




大分、日にちが経ってしまいましたが
先週末、ワークショップに参加してきました



7月に弘前城で開催される薪能


能と狂言のワークショップ
5回シリーズ
参加費は無料!




あまりお出掛けって気分ではなかったのですが
スペシャルゲストが来る、というのに釣られて行ってみました


第1回「能・狂言入門」
弘前城薪能の総合プロデュースをされている大学の先生が
分かりやすく解説してくださいました


うっかり、筆記用具を忘れ
ワークショップをただ聞いてくることになってしまい
案の定、資料を見てもあまり思い出せなかったりして・・・


講義の後は、能楽師スペシャルゲストを交えてのトーク
スペシャルゲストさんは青森市出身の漫画家さん
現在、能をテーマにした作品を描かれています


私の中では、この方はアメリカの話を書いている人、なんですが
(ご本人もそうおっしゃっていました)
中学生の頃、夢中で読んでいたんですよ
明るくポップでおしゃれ、でも一本筋が通っている
そんな作風が好きで、ずっと読んでいましたが
大人になった頃には卒業してしまったんですよね
だから、実は今の連載は読んでいなかったりして(笑)
初めてお顔を拝見したのですが、色白で華奢な方でした


今回、スペシャルゲストだというので
懐かしいな、と思いながら改めてググってみたら
知らなかった!従伯父様が成田亨さんなんですね
県美でいつも作品を拝見していますが
本当に青森の方なんだな〜としみじみ


話がずれました


能楽師さんを交えたお話しはさらに面白かったです
特別に祝言を謡っていただいたのですが
あら不思議!
さっきまで、普通の関西弁のおじさんだったのに(失礼!)
謡い始めると声も顔も違う人みたい
シテ方の迫力というのでしょうか
独特のオーラのようなものを感じました(表現が残念)


全く知識がないまま聞いた上に、メモなし、日にちも経っているので
あまり大したことを書けなくてすみません



最後には、受付で渡されたこれ
みなさんでこれを謡いましょう、って
え〜っ!無理無理





前々からわかってはいましたけど
私、芸能ごとの才能、ひとっかけらもないのね


謡ったのは「高砂キリ」の最後の4行だけ
詩は覚えられるのよ、それはいい
その詩に抑揚を付けて、曲になるともうダメ


周りに何となく引きずられて謡った気分だけ味わい、この日は終了
さて、明日はどうするか、これに仕舞が付くらしい


この時点では決められないまま家路に就いたのでした




薪能は、去年、弘前城築城400年祭の記念のイベントとして
本丸で開催されましたが、今年の会場は植物園


実は、チケットはまだ買っていません
去年初めて能を見て面白かったし
また見てみたい気持ちはありますが
どうも運営方法があまりいいとは思えなくて
行くかどうかまだ考え中なんです


去年は皆、1回限りの記念公園だと思っていたので
チケットは飛ぶように売れたみたいですけど
今年は余っているのかな
発売から1ヶ月経ってもテレビCMが流れています


晴天時観覧席なら2000円
直前で、天気が大丈夫そうで
まだチケットがあったらでいいかな




そして、スペゲさんの漫画
遅ればせながら読んでいます
面白いです!