冬の青と朱と白

いつかの朝


朝の光に青味が多いというのは
気のせいではなくて
科学的に根拠があることらしいですが
(理屈はよく分かりませんけど)
雪原の白に浮かぶ影は
殊のほか、青く見えます




この写真が青く見えるかといえば、微妙なところですが
それは撮影する人の腕の問題で
実際に眼に映る色は本当に青いのです
それが伝えられないのが何とももどかしくて



ガラス越しに見える明かりが青く見えるのは
ガラスの効果なのか
毎日、青い訳ではないので謎であります
やっぱり、理由は朝なのでしょうか
こんな風に雪がくっつくのも
いつもじゃなくて、たまになのも謎




子供の頃から不思議なこと
冬の夜空がピンク色なのは何故なんでしょうか
それは、雪が降る地域だけのことなのか
世界中、どこでも冬は空がピンクなのか
誰に、どこに聞けば答えがわかるのやら


もちろん、冬の夜空が毎日ピンクなのではなくて
雪が降る夜、雪が降りそうな夜だけのこと


不思議とか言いながら、何となく予想がたっているのは
あれはライトの反射なんだろうということ
ピンクを通り越して夕焼けみたいに朱いこともあるし


そして、その朱の色は、朝の青より写りません
光量が全く足りないのだろうと思いますが
これは何とかして撮ることができるものでしょうか




今日外勤した場所は、弘前で一番雪が深いところ
2月18日現在の積雪が327cm(今日はもう少し多いかと)
平地の3倍雪が積もるところです


よく、全国ネットの天気予報なんかで
「日本で一番雪が積もる青森県酸ヶ湯
なんて言っていますけど
その酸ヶ湯の積雪は今日現在で479cm
すごい数値だなと思うかもしれませんが
酸ヶ湯は温泉旅館があるだけで民家があるわけではないから
そんな山中に雪が何メートル積もっていようが
別に驚く必要もないというか、だって八甲田ですよ
そりゃあ、雪積もっていますって


それに比べて、弘前で一番雪が積もるところ
ここは、集落があって人が生活をしているところ
そこの積雪が3mってすごい話ですよ
どこを見ても白、無彩色の世界


膝までのロングブーツを履いていったら
「あら、街の人ね」
と言われましたよ


ここでは、靴の長さ云々ではなく
ゴム長靴以外は認めてもらえないらしいです


弘前も広いのだな、と思いました




昨日、東京は5回目の降雪ですか
数えられるとは、平和でいいですね〜
(今日は、ちょっとイジワルモードなのです)




とりとめのないことを思いつくままに書いてしまいました
最後まで読んでしまった方、ごめんなさい