今宵が本当に

昨日までの曇天・雨・雪が嘘のように
すっきりとした晴れの一日でした



冬の青空の地平線近く
青の絵の具にたくさん白を混ぜたような
独特の色が好きです
冬だけ、というのは気のせいかもしれませんが
私には冬空のその色が特別に見えるのです
←車の中からなので、色がイマイチですけど






今宵は満月、今度は間違いなく
日が暮れて、見えたと思ったら
すぐに沈んでしまう三日月や
朝の白いのしか見たことがない
下弦の月なんかと違って
満月は日が暮れた頃に昇って
一晩中明るく照らしてくれる
上手くできているものですね




う〜ん、天文学的に当たり前の話、でしたね(笑)






親孝行、という言葉を聞くと思い出す話が二つあります
いつ聞いたのか、何かで見たのか、読んだのか
もしかしたら、凄く著名な方のものかもしれないのですが
その辺、出典に関する記憶が全くないし
もしかしたら、過去にここで書いているかもですが・・・




一つ目は


成人した子供に、親がしてやれることは何一つない
子供のため、と思って手助けすることは
全く子供のためにならないばかりか
その成長の妨げになるだけ


もし、親が子にしてやれるがあるとすれば
それは、子供が親孝行できる年齢まで
元気で長生きすること、それだけ


若い頃は誰しも、自分のことに精一杯で
親孝行なんて考える暇がない
仕事だったり、結婚、子育て・・・
でも、自分のことに余裕ができたとき
ふと気付く、「親孝行してないな」と


子供が、自然にそう思えるとき
それは人それぞれ、早い遅いはあっても
そういう時は訪れる
そのとき、親が元気でなければ親孝行が出来ない
それは、子供にとって、とても不幸なこと


だから、長生きだけが、親が子供にしてやれること


石に蒲団は着せられないから




もう一つは


子育ては大変なこと
もの凄く苦労して育てたんだから
大人になったら、たくさん親孝行してもらおう
苦労した分を返してもらおう
なんて、思うのは間違い


子供は、生まれてきた、そのことだけで
子育ての苦労は全部チャラなんだって
生まれてきた瞬間に一生分の幸せを貰うから
苦労して育てることでプラマイゼロ




一つ目の話は、早くに親を亡くすると身に沁みる話
何が親孝行か、それは親にしか分からないだろうし
時間が長ければ、十分にできるかといえば
そうとも限らないだろうし
どれだけし尽くしたとしても
亡くしてしまうと後悔は残るものかもしれない


それでも
あと10年、いや、あと5年、1年
1日でも長く元気でいてくれたら・・・


この思いは一生消えない




だから、親孝行
思い立ったらすぐやるに越したことはないよ




二つ目は、そうかもな〜と頷きながらも
私には完全には理解出来ないと思う話なので
実のところ、何とも言えないです
世の親御さんたちは、どう思いますか?








めったに鳴らない私の携帯電話
電話がかかってくるとびっくりします


つうか、内容もびっくりだったよ
ヒトリゴトなんでスルーしてください)